オーナーと共に創るカフェ
イタリアの田舎町にたたずんだ雰囲気になれる、素朴で暖かい空間を目指しました。
駅近くの幹線道路沿い/カフェ激戦区で、いつも笑顔の双子姉妹が、この店内で焼く手造りケーキを提供するカフェを開業します。
平面計画としては、オーブンの位置をあえて入口側に配置し、その排気を入口の道路側に排出させ、ケーキを焼くいい匂いに誘われてお客さんが入ってくる様にと考えました。
又、通りに面するショーケースのケーキをゆっくり見られる様、あえて半外部のテラス空間をとり、「くの字」に外部空間をとる事で、お客さんをそのまま店内にアプローチさせようと試みました。
内外素材は、双子姉妹のフレッシュなイメージをそのままに、全体は「白」を基調カラーとして、ドアや窓も、暖かさを感じられる様、木製としています。
壁一部にはトタン板を採用しました。なるべく工業製品でなく、自然素材をそのまま使う事により、経年変化を楽しんで、味わいを感じられる様な素材をと考え、仕上材の選定をしました。
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